屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説

屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説

屋根塗装には縁切りという工程があり、雨漏りを防ぐとても大事な作業となっています。

縁切りは塗膜に切り込みを入れる従来の方法とタスペーサーを設置する方法の2つがあります。

現在ではタスペーサーを設置するのが一般的となっていますが、施工状況によっても対応が変わってきます。

屋根上での作業は目視できませんから、どんな作業をしているかお施主様ご自身も知っておくと工事を行う際に何かと役立つかと思います。

本日は屋根塗装で行う縁切りの施工方法について解説いたします。

目次

【縁切りとは?適切に行う必要がある理由】

屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説

縁切りはスレートの塗装で行う工程です。

スレートは軒先から棟に向かって一枚ずつ重ねて葺いてあります。

スレート両端に釘を打ち込んで固定してあり、重なっているところは特別な処置をしているわけではなく、ただ重ねているだけです。

ですから、スレートの重なりのところには隙間があります。

この隙間は、屋根内に入り込んだ雨水の出口や湿気のこもりを防ぐ通気の役割を担っています。

とても大事な隙間なのですが、塗装をすると塗膜が隙間を塞ぎ、雨漏りを引き起こす原因となります。

縁切りはこのようなトラブルを防ぐために、塗装の後に塗膜を切りこんだり、タスペーサーを設置したりする作業です。

スレート塗装を行う上でとても大事な工程となりますので、工事を行う際は必ず縁切りの項目をチェックしておきましょう。

縁切りについては「屋根塗装で行う縁切りとは?重要と言われる理由と手抜き工事を防ぐ対策」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。

【縁切りの施工方法】

縁切りの重要性をお伝えしたところで、次は縁切りの施工方法について解説いたします。

縁切りの施工方法は「塗装後、塗膜を切り込む方法」「タスペーサーを設置する方法」の2つがあります。

縁切りの施工方法で工程手順も変わってきますので、その点についてもご説明いたします。

【塗装後、塗膜に切り込みを入れる方法】

屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説

塗装した後に塗膜を切り込む方法は、従来から行われている施工方法です。

  1. 足場設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理
  4. 下塗り
  5. 中塗り
  6. 上塗り
  7. 縁切り
  8. 手直し〜最終点検
  9. 足場撤去
  10. お引き渡し

屋根塗装の工程は上記の流れで進みます。

こちらの方法は、上塗りをした後に縁切りをします。

メリットデメリット
・材料費が掛からない
・様々な施工状況に対応できる
・傷や汚れがつく可能性がある
・手直しが必要
・塗膜が伸びて隙間を塞ぐ可能性がある
・手間と時間がかかる
・技術が必要

従来の縁切り方法のメリット・デメリットは上記の表のとおりです。

目立つのはデメリット部分かもしれません。

せっかく仕上がった屋根の上を移動しながら縁切りを行うため、傷や汚れがつく可能性があり、手直しも必要となります。

カッターや皮すきを使ってすべて手作業で行い、手間や時間がかかること、雨漏りのリスクを防ぐために適切な施工が重要なことなども懸念事項です。

施工状況に柔軟に対応でき、材料費も掛からないというメリットはありますが、施工の容易さから現在ではこの後にお伝えするタスペーサーを用いるのが一般的となっています。

【タスペーサーを設置する方法】

タスペーサーは株式会社セイムが開発する厚さ2mm、幅4〜5cmほどの縁切り部材です。

スレートの重なりにタスペーサーを左右に一枚ずつ差し込んで設置します。

タスペーサーがスレートの間に入ることで、タスペーサーの厚み分スレートが浮き上がり、塗装した後でも隙間を確保できる仕組みです。

  1. 足場設置
  2. 高圧洗浄
  3. 下地処理
  4. 下塗り
  5. 縁切り(タスペーサー設置)
  6. 中塗り
  7. 上塗り
  8. 手直し〜最終点検
  9. 足場撤去
  10. お引き渡し

タスペーサーを使った縁切り方法は、従来の方法とは手順が異なり、下塗りした後に行います(中塗りの後でも行えます)。

メリットデメリット
・施工が容易で精度が安定している
・手間がかからない
・時間を短縮できる
・設置した後も目立たない
・傷や汚れをつけずに施工できる
・材料費がかかる
・施工できない屋根がある

タスペーサーを使うほうが多くのメリットを得られるため、現在ではこちらの方法が主流です。

塗装が仕上がる前に縁切りを行えますので、屋根を傷つける心配がありません

施工も容易ですから、精度が安してしていること、手間がかからず時間が短縮できることなどもあります。

縁切り部材を利用するので、材料費は掛かりますが、施工手間などを考慮すると費用にそこまで大差がないように思えます。

【まとめ】

屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説

ここまで縁切りの施工方法について解説してきました。

「塗膜に切り込むを入れる方法」と「タスペーサーを設置する方法」では、工程手順が変わり、メリット・デメリットも違います。

現在ではタスペーサーを利用するのが一般的となっていますが、施工状況によっては従来の方法を用いる場合もあります。

どちらの施工方法が優れているかというよりも現場状況を的確に判断して適切な方法をとることが重要です。

雨漏りのリスクが関わってくる工程ですから、これからスレートの塗装をお考えの方は、縁切り方法や施工の流れなどを業者に詳しくお聞きください。

当社は建物診断や見積もりを無料で行っております。

これから屋根塗装をお考えの方はお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根の無料診断・無料見積もり」をご覧ください。

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