雨漏りする原因は?雨漏りを防ぐ対策と応急処置方法も解説!

雨漏りする原因は?雨漏りを防ぐ対策と応急処置方法も解説!

雨漏りは建物に大きなダメージを与えるだけでなく、普段快適に過ごしていた生活を不便にさせてしまうものです。できれば雨漏りは起こさない、これが鉄則ですが、どんなに気をつけていても雨漏りが起きてしまうケースもあります。

どうして雨漏りが起きてしまうのか?ここが大切なポイントでして、雨漏りする原因を知ることが雨漏りを防ぐ対策になります。

本日は「雨漏りする原因」と「雨漏りを防ぐ対策」「もし雨漏りした場合の応急処置」についてお伝えしていきたいと思います。

目次

【雨漏りする原因】

雨漏りする原因は?雨漏りを防ぐ対策と応急処置方法も解説!

雨漏りの原因は多岐に渡り、原因を一つに絞ることが非常に困難です。原因特定が難しく、雨漏りを修理するときは、念入りに調査を行い、考えられる原因を一つずつ潰しながら工事を進めていきます。そんな原因を特定することが難しい雨漏りですが、雨漏りする原因は大きく分けて2つあります。

  • 施工不良
  • 経年劣化

施工不良で雨漏りした場合と経年劣化で雨漏りした場合の大きな違いは、雨漏りが発生する時期です。これらを見ていただければ分かると思いますが、経年劣化はある程度年数が経ってから症状が現れますが、施工不良の場合は、施工後に数ヶ月、数年で症状が発生します。

新築を建てたとき又はリフォームしてから期間を経ずに雨漏りした場合は施工不良を疑いましょう。新築の場合は、瑕疵担保保険があり、雨漏りは瑕疵(欠陥)に該当します。雨漏りを確認した場合は、すぐに新築を建てた業者に連絡して対応してもらいましょう。瑕疵担保保険の対象となりますので、余計な費用は発生しません。

リフォームも施工したところが原因しているなら施工不良として大抵の業者は対応してくれます。ただし、業者の中には責任をごねる業者も存在ますので、リフォームをする際は慎重に業者を選ぶことが大切です。業者選びのポイントは、工事保証やアフターサポートが充実していることです。

そしてもう一つの原因が「経年劣化」です。

建物は風雨や太陽光などにさらされて年数が経つごとにダメージも蓄積していきます。コーキングやパッキン、外壁の亀裂、ルーフィングの寿命など、本来防水されているところが劣化して水の侵入口を作ってしまいます。

【雨漏りを起こしやすい場所】

雨漏りを起こす原因は複雑で特定が困難ですが、ある程度雨漏りが発生しやすい場所というのがあります。

それは以下のような場所です。

  • 屋根
  • 外壁
  • 窓などの開口部
  • ベランダなどの防水がされているところ

雨漏り発生箇所を元にどこから水が入っているか上記の場所を参考に予測を立てて、細かく調査しています。雨漏りすると「どうして?」と思われるかもしれませんが、雨漏りしやすいと言われている場所に原因が隠れていることが多いですので、ぜひこのことを押さえておいてくださいね。

雨漏りの修理方法についてはこちらの「発生場所別 雨漏りの修理方法」をご覧ください。

【漏水や結露の可能性もあります】

天井や壁が濡れていたり、水が染みた跡があっても、それが雨漏りで起きたものではないこともあります。雨漏りと間違えやすいのが「漏水」と「結露」です。

「漏水」は給水配管(水道管)などから水が漏れることです。配管は壁の内側や天井にありますので、接続部などから水が漏れると雨漏りのように水が染みた跡を残します。

症状が似ているため間違いやすいですが、雨漏りと大きな違いとしては、天気に関係なく症状が出ること、水を使った時に症状がひどくなること、水の使用量が多くなり、水道料金が高くなること、などが挙げられます。

漏水の疑いがある場合は、水道メーターを見ればすぐに分かります。水を使っていないのに水道メーターが回っていれば、どこかで水が漏れていますから、すぐに水道業者に連絡しましょう。

次に「結露」です。

結露はご存知の方も多いはずです。窓に水滴が付着しているのを見たことはありませんか?この水滴が発生する現象を結露といいまして、原因は屋外と屋内の温度差です。結露も雨漏りと間違えやすいですが、漏水と同様に雨が降っていなくても結露は発生しますので、症状が見られた時に雨が降っているか、降っていないかで判断できます。

【もし雨漏りしてしまった場合は?】

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【すぐに専門業者に連絡して雨漏り調査・応急処置をしてもらいましょう!】

もし、雨漏りが起きてしまった場合は、放置せずにすぐ専門業者に連絡して対処してもらいましょう。気をつけていただくことは以下の2点です。

  • 室内に水が流れてきている場合は被害を広げないように応急処置をしてもらう
  • すぐに修理工事を始めるのではなく、ちゃんと雨漏り原因を絞ってから工事を開始する

繰り返すことになりますが、水の流れは複雑でして、雨漏りしているところの特定は専門知識があっても難しいです。ですが、原因を絞らずに闇雲に修理しても雨漏りは止まりませんし、余計な工事を行うことになり、時間もお金も失ってしまいます。ですから、雨漏りは必ず調査を行なって原因を絞り、根拠に基づく工事をする必要があります。

雨漏り調査は「散水調査」「サーモグラフィー調査」「発光液調査」などがあります。調査をせずに工事をしようとする業者は要注意です!

また、自分でできる応急処置については後述しますが、応急処置もできるだけ専門業者に行なってもらうのがお勧めです。処置する場所によっては、雨漏りを悪化させてしまう恐れがありますので、無理をせずに業者に任せましょう。

【自分でできる応急処置と絶対にしてはいけないこと】

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天井や壁から水が滴り落ちている時に、業者が来るまで待っていたら水浸しになってしまいます。壁紙やフローリング、家具、家電などが傷んでしまいますので、工事に影響しない処置は行っておきましょう。

まず、水が滴るところにブルシートやレジャーシートなど水が浸透しないものを敷いて床を守ります。天井から水が落ちてくる時は、そこにバケツを置きましょう。落ちてくる水が飛沫をあげますので、周りが濡れないように新聞紙やタオルを敷きます。壁が濡れてしまっている場合は、そのままだとカビが生えてしまいますので、こまめてお拭きください。また、雨漏りしているところに家具や家電がある場合は、濡れないように移動しましょう。

絶対に避けていただきたいのが「屋根に登って応急処置すること」「防水に関わるところを自分で行おうとすること」です。雨漏りの応急処置について調べてみると、屋根にブルシートを敷くというのを見かけますが、それは非常に危険ですので、絶対に行わないでください。屋根は砂埃や苔などで非常に滑りやすくなっています。足場もないのに屋根上で作業するのは、転落する恐れがあり大変に危険です。

また、建物は水が入らないようにコーキングが打ってありますが、これも自分で行わないことをお勧めします。安易にコーキングを打って水を止めようとすると、水の流れが変わり、かえって雨漏りを悪化させてしまう恐れがあります。防水に関わるところは専門業者にお任せください。

【まとめ】

雨漏りする原因は?雨漏りを防ぐ対策と応急処置方法も解説!

雨漏りは建物に大きな被害をもたらします。長期的に建物を維持していくためには、雨漏りを起こさないことが大切です。雨漏りの原因を知っておくことが、今後の対策と大切なお住まいを守り続けていくことにつながりますので、今回ご紹介した内容がこれからのお住まいの維持管理にお役に立っていただけましたら幸いです。

当社は雨漏り調査・修理工事を承っております。お住まいのことでなにかお困りのことがございましたらお気軽にご相談ください。

詳しくはこちらの「雨漏り修理」をご覧ください。

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