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⼤阪府河内⻑野市美加の台1-36-7デイリーカナートはやし敷地内
【ショールーム】
⼤阪府河内⻑野市喜多町663 イズミヤ河内⻑野店3F
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スレートは現在の戸建て住宅の屋根に多く採用されている屋根材です。
スレートはセメントを原料とする屋根材なので、定期的に塗装する必要があり、適切なタイミングでメンテナンスを行なっておかないとひび割れなどの破損を起こす恐れがあります。
こちらではスレートとはどんな屋根材か、スレートのメンテナンス方法と工事時期について解説いたします。
スレートは現在の戸建て住宅の屋根に多く普及する屋根材です。
原料はセメントと繊維質です。
厚みは5mmほど、幅910mm、高さ414mm、重量約20kg/㎡のサイズです。
軽量屋根の部類に入っており、従来の瓦と比べると1㎡あたり40kgも軽くなり、耐震性向上に繋がります。
厚みが薄くスタイリッシュなデザインも特徴的です。
スレートの耐用年数は15〜20年ほど。
ただし、耐用年数を迎えるまで何もしなくてもいいかというとそうではありません。
スレートの基材は前述したようにセメントが主成分なため、水が染み込まないように塗装で防水がされています。
もともと屋根は雨や風、太陽光などにさらされる過酷な環境にあります。
年数が経過すれば塗装も摩耗してくるため、防水性を保つために定期的に塗装が必要です。
塗装が必要な理由についてはこちらの「屋根塗装が必要な屋根材と塗装が必要な理由を解説」をご覧ください。
スレートの歴史は石(粘板岩)でできた天然スレートから始まります。
天然スレートはとても高価なため、大量生産には向いていません。
そこで登場するのが現在多く用いられている化粧スレートです。
化粧スレートは外装材メーカーのケイミューが販売するカラーベスト、コロニアルが有名でして、これらの名前で呼ばれることも多いです。
化粧スレート初期のころは、強度を保つために現在では使用禁止されている石綿(アスベスト)が含まれていました。
その石綿含有スレートは、2004年に1%以上含む製品の出荷を原則禁止、2006年に0.1%以上含有する製品を輸入、製造、使用などが禁止されました。
つまり2006年以降に建てた家はノンアスベストスレートが使われておりますので、特に問題はありません。
注意が必要なのは石綿含有スレートでして、こちらは石綿含有廃棄物として処理されますので、廃材処分費がノンアスベストスレートよりも高くなります。
また、アスベスト関連規制により、アスベストを含有建材か事前調査することが義務化されました。
これらの調査費も別途掛かる可能性があります。
現在販売されているスレートは様々なグレードがあります。
基本的に基材は共通し、その上に塗布しているコーティング剤でグレード分けされています。
スレートはそのコーティングで防水がされているため、コーティングが摩耗すれば再塗装が必要です。
コーティングにはアクリル樹脂コーティングや無機コーティングなどがあります。
コーティングの耐用年数が長いほど塗装サイクルも長くなります。
塗装時期はメーカーホームページにメンテナンススケジュールが掲載されていることがありますので、詳しくはそちらをご確認ください。
塗装時期は劣化症状でも判断できます。
スレートの塗装時期はこれらの劣化症状で判断できます。
屋根の劣化症状についてはこちらの「屋根の劣化症状はメンテナンスを考えていただくサイン!状態に適したメンテナンス方法を解説!」もご参考にしてください。
こちらではスレートのメンテナンス方法や工事時期についてご紹介いたします。
定期的なメンテナンスが屋根を長持ちさせますので、タイミングを逃さないようにしましょう!
前述したようにスレートはセメントを原料としておりますので、定期的に塗装しておかないと水を吸ってひび割れなどの破損につながります。
塗装時期は10年が目安です。
このくらいの年数が経つと色褪せや塗膜の摩耗、汚れの付着、コケの発生などの劣化症状が現れます。
屋根は下からだと状態がどうなっているかわかりませんので、10年ほど経過しましたら一度専門業者に屋根を見てもらうことをおすすめします。
屋根塗装工事の流れについてはこちらの「屋根塗装の工程と工事の流れ」をご覧ください。
スレートの塗装は基本的に外壁と同じ工程で行いますが、スレートの塗装しかない「縁切り」という工程があります。
「縁切り」はスレートの重なりに隙間を設ける工程でして、雨漏りを防ぐ非常に重要な工程となっています。
スレートの塗装をするときは、必ず「縁切り」が工程にあるかよくご確認ください。
縁切りについては「屋根塗装で行う縁切りとは?重要と言われる理由と手抜き工事を防ぐ対策」で詳しく解説しておりますので、良ければこちらもご覧ください。
屋根には棟板金などの板金部材が取り付けてあります。
こちらも年数の経過で傷んできますので、状態に応じてメンテナンスを行いください。
メンテナンス時期は塗装と同じくらいの時期が目安です。
10年ほど経過すると釘が抜けてきたり、コーキングが劣化してきたりします。
もし、棟板金が歪んでいたり、浮いていたりしていると風に飛ばされてしまう危険性がありますので、このような状態はなるべく早めに修理することをおすすめします。
屋根板金工事についてはこちらの「棟板金工事とは?メンテナンス方法と屋根工事のトラブルを回避する対策!」をご覧ください。
葺き替えや重ね葺き(カバー工法)は屋根を新しくする工事です。
20年目くらいまでは塗装を行い、20年目以降はルーフィング(防水紙)の寿命を迎えますので、葺き替えまたは重ね葺き(カバー工法)をご検討ください。
簡単ではありますが、各工法の違いはこちらです。
葺き替えやカバー工法については下記のページをご覧ください。
「屋根カバー工法を選ぶべき?費用やデメリットなど徹底解説!」
いかがでしたか?
スレートはこちらのメンテナンス方法があります。
それぞれ屋根の状態に応じて適切な工事を行うことが大切です。
まずは屋根塗装から始めることになりますので、10年が経ちましたら専門業者に屋根の状態を見てもらいましょう。
当社は無料で建物診断を行なっております。
屋根のメンテナンスのことでお困りのことがございましたら診断いたしますので、お気軽にご相談ください。
無料診断はこちらの「屋根の無料診断・無料見積もり」をご覧ください。
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