屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由!

屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由!

これから屋根工事をお考えの方は「葺き替え」と「カバー工法」で迷われるかもしれません。二つの工法の大きな違いは、既存屋根を残すして屋根を新しくするか、既存屋根を撤去して屋根を新しくするかです。

葺き替えは既存屋根を撤去して新しく屋根を葺くため屋根重量の負担がカバー工法よりも少なく、耐震性にも有利です。また、瓦屋根から金属屋根などの軽量な屋根材にすれば屋根重量が軽くなり、耐震性を向上させることができます。建物によって適した工法は異なりますが、この記事で屋根の葺き替えがおすすめな理由について解説していきたいと思います!

目次

【屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由】

屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由!

屋根の葺き替えがおすすめな理由は5つあります。それでは以下に一つずつおすすめな理由をお伝えしていきます!

理由①:瓦屋根はカバー工法ができない

そもそも瓦屋根は厚みがあり、カバー工法では工事することができません。もし、既存屋根が瓦の場合は、必然的に葺き替えで行うことになります。瓦屋根は重量があり、耐震性に不利とされています。屋根の重量が重いと地震の揺れが大きくなりますから、耐震性のことを考えるとできるだけ屋根は軽くしておくのが望ましいです。

理由②:経年劣化が激しい場合はまるごと新しくできる

経年劣化が激しい場合は葺き替えをおすすめします。カバー工法だとダメージを負っている屋根がそのまま残ります。葺き替えならルーフィングまで剥がすため、もし野地板が痛んでいたとしても張り替えることができます。

カバー工法だとそもそも解体するのは棟板金などの役物くらいで野地板がどうなっているか確認できません。屋根の状態がどうなっているか把握し、状態に適した工事を行えるのが葺き替えです。

理由③:建物への負担が少ない

葺き替えは屋根材、棟板金などの役物、ルーフィングを剥がして新しく屋根を葺くため、屋根の重量が増えるのを抑え、建物への負担が少ない工法です。屋根重量が増えてしまうのは野地板を増し張りするためです。

しかし、既存屋根が瓦の場合は野地板の方が軽くなるため、耐震性の向上につながります。葺き替えと比較されるカバー工法は、そもそも屋根を残しますから屋根が重くなり耐震性が悪くなります。カバー工法を採用する場合は、屋根が重くなっても建物に問題がないか検討する必要があります。

理由④:好きな屋根材で葺くことができる

カバー工法はできるだけ屋根が重くならないように金属屋根やアスファルトルーフィングなどの軽量な屋根材を選ばなければいけないため、選択できる屋根材も制限があります。

それに代わって葺き替えは重量を気にしなくていいですので好きな屋根材を選べます。(元々の屋根よりも重くなる屋根材に葺き替えるのは建物への負担が大きくなりますのでおすすめしません)

屋根のデザインも外観の雰囲気を決める大切なポイントです。屋根材にはスレート、ガルバリウム鋼板などの金属屋根、アスファルトシングルなどがあります。

理由⑤:雨漏りを直すことができる

屋根が原因している雨漏りは、葺き替えをすれば直すことができます。屋根からの雨漏りする原因で多いのがルーフィングの劣化や損傷です。屋根の防水はルーフィングが要でして、ルーフィングの防水性能が落ちていればどんなに屋根材が新しくても雨漏りしてしまいます。

葺き替えはルーフィングを新しく敷き直してますので、雨漏りの原因を改善し、痛んでしまった野地板も張り替えることができます。雨漏りしている屋根でカバー工法を採用するのはおすすめしません。

雨漏りはおさまるかもしれませんが、雨漏りの原因となっている箇所はそのまま残り根本的な改善にはつながりません。もし、水が入ってきた場合、また雨漏りを引き起こす可能性があり、雨漏り修理をするにも新しい屋根で隠れてしまっているため、解体するなど工事規模が大きくなります。

屋根葺き替え工事についてはこちらの「屋根葺き替え・葺き戻し工事」をご覧ください。

【屋根の葺き替えのデメリットはコストと工期】

屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由!

葺き替えがおすすめな理由をお伝えしてきましたが、検討するにはデメリットのことも知っておくことが大切です。よく葺き替えと比較されるのがカバー工法です。

カバー工法は元々の屋根を残し、解体するのは棟板金などの役物くらいで解体が最小限に抑えられています。作業工程が葺き替えよりも少ないため、工事代が安く、工期も短くすることができます。以下にカバー工法のメリット・デメリットを表にまとめましたのでご覧ください。

【カバー工法のメリット・デメリット】

メリットデメリット
・最低限の解体だけで工事代が安く済む
・工期が一週間ほどと短い
・屋根が重くなる
・選択できる屋根材に制限がある
・雨漏りしている屋根は根本的な解決にはならない
・ 瓦屋根は工事ができない

葺き替えのデメリットはカバー工法のメリットとは逆の「工事代がかかる」「工期が長い」になります。しかし、工期は屋根の規模によっても違いがあり、平均的に7〜10日の範囲で完了しますので、日数の差はそこまでありません。

工事代は葺き替えだと解体作業があり、野地板も新しくするため施工費や材料費がかかり、工事代も当然上がってしまいますが、屋根を一新することができるというメリットはカバー工法では補うことができません。

どちらの工法が適しているかはお客様のご要望やご予算、屋根の状態などを考慮して検討する必要がありますので、屋根工事をお考えの方は専門業者に依頼して屋根を見てもらい、どの工法がいいか相談してみましょう。

カバー工法についてはこちらの「屋根カバー工法(重ね葺き)」をご覧ください。

【屋根工事をお考えの方は当社の無料点検をご利用ください!】

屋根の葺き替えがおすすめな5つの理由!

屋根の葺き替えとカバー工法のどちらを採用するかは、実際に屋根を見てもらってから本格的に検討しましょう。屋根は下からでは状態を見ることができませんから、細かく調査して適した工法で屋根工事をすることが大切です。

当社は無料で建物診断を実施しておりますので、屋根工事をお考えの方はぜひお声がけください。屋根の状態やお客様に最適な工事プランをご提案させていただきます!

無料診断についてはこちらの「屋根の無料診断・無料見積もり」をご覧ください。

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