屋根カバー工法とはどんなリフォーム?魅力や注意ポイントを解説!

屋根カバー工法とはどんなリフォーム?魅力や注意ポイントを解説!

屋根のリフォームは、

  • 屋根塗装
  • 葺き替え
  • カバー工法

の3つがあります。

屋根を新しくする場合、ご検討していただくのが「葺き替え」または「カバー工法」です。

これらはよく比較されますが、本日はカバー工法を重点的に解説いたします。

これから屋根リフォームをお考えの方は、こちらでお伝えするポイントをぜひご参考にしてください!

目次

屋根カバー工法とは?葺き替えとどんなところが違う?

屋根カバー工法とはどんなリフォーム?魅力や注意ポイントを解説!

屋根カバー工法は、古い屋根の上に新しい屋根を被せる工法のことです。

葺き替えのように解体や廃材が少ないため、工事費を抑えて屋根を新しくできます。

カバー工法と葺き替えの大きな違いがこちら。

・カバー工法:古い屋根を残してその上に新しい屋根を被せる
・葺き替え:古い屋根を解体して下地から屋根を新しくする

葺き替えについてはこちらの記事でご紹介しておりますので、良ければこちらもご参考にしてください。

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屋根カバー工法のメリット・デメリット一覧

メリットデメリット
・工事費を抑えられる
・工期が短い
・遮音性と断熱性が高くなる
・解体の騒音が少ない
・屋根が重くなる
・選べる屋根材に制限がある
・劣化が激しい屋根には施工できない
・元々の屋根に問題があると修理が困難

屋根カバー工法のメリット

屋根カバー工法のメリット①工事費を抑えられる

カバー工法で解体するのは雪止めや棟板金など施工で干渉する部材だけです。

解体手間や廃材が少なくなるため、葺き替えよりも工事費を抑えられます

屋根カバー工法のメリット②工期が短い

解体する量が少なく、野地板を増し張りすることもありませんので、工程が減り工期を短縮できます。

工期は7〜10日ほどで、葺き替えよりも1〜2日くらい短くできます。

屋根カバー工法のメリット③遮音性と断熱性が高くなる

屋根が二重になり、遮音性と断熱性を高めることができます。

断熱性とは熱の伝わりを抑える性能のことで、断熱性が高くなるほど室内の温度変化が起きにくくなります。

屋根カバー工法のメリット④解体の騒音が少ない

葺き替えの場合、解体時にバタンバタンと大きな音がしますが、もともと最小限の解体で済むカバー工法は騒音が少なくなっています

屋根を解体すると埃も舞いますが、カバー工法はその心配がありません。

屋根カバー工法のデメリット

屋根カバー工法のデメリット①屋根が重くなる

カバー工法は屋根が重くなるデメリットがあります。

屋根が重くなると地震の揺れが大きくなり、耐震性を低下させる懸念があります

屋根カバー工法のデメリット②選べる屋根材に制限がある

カバー工法は、なるべく屋根が重くならないようにアスファルトシングルや金属屋根などの軽量な屋根材しか選べません

屋根カバー工法のデメリット③劣化が激しい屋根には施工できない

屋根の劣化が激しい場合は、カバー工法で施工できません。

雨漏りしているところにカバー工法を行うと一時的に止まるかもしれませんが、長い目で見ると雨漏りするリスクが高いです。

屋根カバー工法のデメリット④元々の屋根に問題があると修理が困難

カバー工法は古い屋根の上に新しい屋根を被せる構造になるため、もし古い屋根側に雨漏りなどの問題が起きると修理が難しくなります

根本を修理するには、せっかく新しくした屋根を解体する必要が出てくる可能性があり、葺き替えよりも費用の負担が大きくなります。

工事を始める前に知っておきたい屋根カバー工法の注意ポイント

屋根カバー工法とはどんなリフォーム?魅力や注意ポイントを解説!

屋根の劣化が激しいと施工できない

雨漏りや野地板の腐食など劣化が激しい場合は、カバー工法で施工しないことが無難です。

上記でも挙げましたが、古い屋根のところで問題が起きると修理が大変です。

カバー工法は費用を安く抑えられますが、屋根の状態も考慮して費用の安さだけで決めないようにしましょう。

建物への負担が増えて耐震性を低下させる

屋根が二重になるため、建物への負担が大きくなります。

地震大国である日本は、大きな地震に耐えうる耐震性を維持していかなければなりません。

確保しなければならない耐震性を保っているかどうかよく診断し、カバー工法をご検討ください。

以前の屋根に問題があると修理が大変

古い屋根のところで問題があると、根本的に解決するには、せっかく新しく屋根を解体し、問題の屋根を露出させて修理しなければなりません

復旧にもう一度屋根を葺く費用が掛かるだけでなく、新しい屋根を解体する費用も発生してしまうため、余計な費用を負担しなければなりません。

もし、劣化が進んでいる場合や雨漏りの兆候が見られる場合は、カバー工法ではなく、葺き替えで屋根を新しくする方が先々のことを考えると安心です。

屋根カバー工法についてはこちらの記事もご参考にしてください!

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コストを重視するならカバー工法。長く安心を重視するなら葺き替えがおすすめ!

屋根カバー工法とはどんなリフォーム?魅力や注意ポイントを解説!

ここまで屋根カバー工法についてお伝えしてきました。

屋根カバー工法と葺き替えの違いはこちらのようになっています。

・カバー工法:古い屋根を残してその上に新しい屋根を被せる
・葺き替え:古い屋根を解体して下地から屋根を新しくする

また、メリット・デメリットはこちらです。

メリットデメリット
・工事費を抑えられる
・工期が短い
・遮音性と断熱性が高くなる
・解体の騒音が少ない
・屋根が重くなる
・選べる屋根材に制限がある
・劣化が激しい屋根には施工できない
・元々の屋根に問題があると修理が困難

カバー工法と葺き替えは双方ともメリット・デメリットがあり、屋根の状態やお客様が求めていることでおすすめできる方法が変わってきます。

もし、カバー工法と葺き替えで迷っていましたら、こちらのポイントを踏まえて比較検討してみてください。

【カバー工法がおすすめな方】
・コストを重視するならカバー工法がおすすめ
・近いうちにお引越しや建て替えをご計画されていたらカバー工法がおすすめ

【葺き替えがおすすめな方】
・長く安心を重視するなら葺き替えがおすすめ
・屋根を軽くしたい方は葺き替えがおすすめ
・屋根の劣化が激しい、雨漏りしている、こんな時は葺き替えがおすすめ

屋根は目視できませんので、どの方法が相応しいか判断が難しいかと思います。

屋根工事は雨漏りのリスクもありますので、必ず専門業者に屋根の状態を見てもらってから工事方法をご検討ください。

当社では建物診断や見積もりを無料で実施しております。

診断後は屋根の状態や工事について詳しくお伝えさせていただきますので、屋根のことでお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。

無料診断はこちらの「屋根の無料診断・無料見積もり」をご覧ください。

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