スレート屋根のメリット・デメリットを解説

スレート屋根のメリット・デメリットを解説

「そろそろ屋根を新しくしたい」

そんな時に気になるのが、屋根材の種類。

屋根材はいろんな種類がありますが、本記事では住宅に多く採用されているスレートについてご紹介したいと思います。

スレートはセメントを原料としており、価格も安価なものからハイグレードなものまで幅広く用意されています。

スレートには一体どんなメリット・デメリットがあるのか詳しく解説していきます!

目次

スレートとはどんな屋根材?

スレート屋根のメリット・デメリットを解説

スレートはセメントと繊維質を混ぜ合わせてつくるセメント系の屋根材です。

昔から使われている瓦と比べると非常に軽量になり(瓦:約50kg/㎡、スレート約20kg/㎡)、建物への負担が軽減され、耐震性の向上を図れます。

スレートはコロニアル、カラーベストとも呼ばれており、とても汎用性の高い屋根材です。

スレートの特徴についてはこちらの記事でご紹介しております。

あわせて読みたい
スレートの特徴と種類、注意が必要なスレート スレートは住宅の最もポピュラーな屋根材です。 普及率も高く、今では豊富な種類のスレートが製造・販売されています。 新築を考えている方もしくは屋根のリフォームを...

スレートのメリット

① 価格が安い

屋根材施工価格(㎡)
セメント瓦5,000~10,000円
和瓦20,000~40,000円
スレート5,000~7,000円
ガルバリウム6,500~8,000円

スレートは普及率が高く、お求めやすい価格の製品も用意されています。

もちろん安価なものだけでなく、ハイグレードなものまで幅広く扱っているため、ご予算に合わせてお好みのスレートをお選びいただけます。

各屋根材の特徴についてはこちらの記事でご紹介しております。

あわせて読みたい
屋根材の種類とメリット・デメリットを解説! 建物を風雨から守る屋根。屋根材は建物を守るだけでなく、外観のデザインを彩るのにも一役買っています。また、屋根の重量は耐震性にも関係してきますから、安全性も考...

② 軽量で耐震性が高い

スレートは約20kg/㎡と瓦よりも半分以上軽い屋根材です。

屋根が軽くなると地震の揺れが軽減され、耐震性を高めることができます。

地震の多い日本ではとくに屋根の重量を気にしておきましょう。

あわせて読みたい
屋根は軽くした方がいいって本当?屋根の重量と地震の関係について 地震大国の日本はいつくるかわからない地震に備えておくことが大切です。地震に耐える性能を耐震性といいます。地震に強い建物にするためには耐震性を向上させる必要が...

③ 対応できる業者が多い

戸建て住宅の屋根に多く普及しているため、なにかあっても対応してくれる業者が見つからないといった心配がありません。

施工業者がかぎられるとメンテナンスの時に苦労しますが、スレートでしたらほとんどの屋根業者が対応しており、長い目で見ても安心できます。

④ デザインが豊富

普及率が高いため製品の種類も幅広く用意されています。

安価で汎用性のあるデザインから褪色しにくいコーティングを施したシリーズ、装飾性のある形状やグラデーションなどがあり、ご希望に合うスレートを見つけやすくなっています。

スレートのデメリット

① 定期的に塗装が必要

スレートの耐用年数は20〜25年ほどです。

これくらい耐久してくれれば十分と思われるかもしれませんが、その間にメンテナンスも必要です。

スレートのメンテナンスの一つに塗装があります。

スレートは防水性を保つために塗装が施されており、摩耗したら塗り替えを行う必要があります。

② ひび割れなど破損しやすい

スレートが劣化すると保水性を強め、膨張や収縮の動きが大きくなり、ひび割れなど破損を起こすようになります。

破損して本体から分離すると風で破片が飛散して大変に危険です。

また、厚さが5mmほどのため、劣化が進んでいると風の吹き込みでスレートを突き上げて破損を引き起こすこともあります。

③ 塗装方法を誤ると雨漏りの原因になる

スレートの塗装は正しく施工されていないと雨漏りを引き起こす原因になります。

スレートの塗装では縁切りという工程があり、雨漏りを予防するのに非常に重要な工程です。

スレートを塗装するときは必ず縁切りが適切に行われているかご確認ください。

縁切りについてはこちらの記事でご紹介しております。

あわせて読みたい
屋根塗装の工程にある縁切りの施工方法を解説 屋根塗装には縁切りという工程があり、雨漏りを防ぐとても大事な作業となっています。 縁切りは塗膜に切り込みを入れる従来の方法とタスペーサーを設置する方法の2つが...

スレートのメンテナンススケジュール

スレート屋根のメリット・デメリットを解説
10年目20年目30年目
・点検
・補修
・塗装
・コーキング処理
・板金の修繕
・点検
・補修
・コーキング処理
・板金の修繕
・塗装または必要に応じて葺き替えやカバー工法
・点検
・葺き替えやカバー工法

スレートのメンテナンススケジュールはこの通りになっております。

20年を超えてくると内部の劣化を考えなければいけない時期に入るため、塗装以外の葺き替えやカバー工法もご検討ください。

ここまでスレートのメリット・デメリットをお話しさせていただきました。

屋根は状態が見えにくく、どんな工事をすればいいかわからないかと思います。

当店では無料診断を行なっておりますので、しばらく屋根のメンテナンスをされていない方は、ぜひ当店の無料診断をご利用ください。

屋根の状態や環境、お客様のご要望などに沿って最適な工事をご提案させていただきます。

“mu”

大阪府河内長野市、岸和田市、堺市、富田林市、大阪狭山市、和泉市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、泉南郡、南河内郡 他
和歌山県紀の川市、橋本市、岩出市 他
奈良県 葛城市、御所市、五條市、香芝市、大和高田市、橿原市 他で、塗装工事、屋根工事のことなら、Booへお気軽にご相談ください。

大阪府内の屋根工事・塗装・リフォームなら株式会社Boo
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社Boo 株式会社Boo スタッフ

屋根工事や塗装専門工事店「Boo」は、南大阪の地域密着の工事店です。地域の皆様のご要望にお応えして、塗料のことや⼯事内容について、費⽤や⾊に耐久性や施⼯後の保証まで、お客様もお気づきではないところまでしっかりとご提案致します。
屋根リフォームや屋根塗装を初めてされる方も、以前、失敗された方もお気軽にご相談下さい。地元のお客様に親身に、丁寧に対応することが私たちのポリシーです。

目次
上に戻る
目次
閉じる