屋根塗料の種類と塗料選びのポイント

屋根塗料の種類と塗料選びのポイント

屋根塗装ではどんな塗料にしようか迷いますよね?

選んだ塗料の種類で、機能性や価格、そして次の塗り替え時期も決まります。

本記事では、屋根塗装で使用する塗料の種類や塗料を選ぶポイントを解説いたします。

目次

屋根塗装は塗料選びが重要!

屋根塗料はいろいろな種類があります。

塗料の種類の具体的なことは次の項でご説明しますが、まずはどうやって塗料を選べばいいかポイントを押さえておきましょう。

まず、これが一番大事なことでして、屋根塗装では選んだ塗料で機能性、価格、次の塗り替え時期が決まります

耐久性が高いほど次の塗装時期を延ばすことができ、将来的に必要な塗装回数も増えます。

ですが、高性能な塗料は、性能に比例して価格も高くなるのが一般的です。

ご予算に制限がなければより性能の高い塗料を選んでもいいかもしれませんが、ほとんどの方はご予算が決まっているかと思います。

ですから、ご予算の範囲で、性能も優れる塗料を選ぶことが大事です。

いわゆるコストパフォーマンスというものですね。

塗料には様々なグレードがあり、主流の塗料は普及率が高くコストパフォーマンスに優れています

塗料を選ぶときは、ご予算に適っているか、求めている性能を発揮しているか、どれくらい耐久してくれるか(耐用年数)をポイントにしてください。

屋根塗料の種類

屋根塗料はこちらの種類があります。

  • アクリル樹脂塗料
  • ウレタン樹脂塗料
  • シリコン樹脂塗料
  • フッ素樹脂塗料
  • 無機塗料

さて、それでは屋根塗料の種類を一つずつご紹介いたします。

アクリル樹脂塗料

価格が安く、主に風雨などからの影響を受けない内装に用いられます。

耐用年数は5〜7年ほどで耐久性が低く、過酷な環境にさらされる屋根には不向きです。

ウレタン樹脂塗料

アクリルよりも耐久性が高く、価格も現在ではだいぶ安くなりました。

一昔前はウレタン樹脂塗料が主流で、耐用年数は8年ほどです。

ただし、屋根に塗装する場合は、環境によっては耐用年数よりも先に劣化が現れる可能性があります。

現在の感覚で比較すると、やや耐久性が劣り、価格に見合っていないかもしれません。

外壁塗装ではメインの外壁は耐久性の高い塗料を選び、劣化の変化が出にくい付帯部は、工事費を抑えるためにウレタン樹脂塗料を選ぶことがあります。

シリコン樹脂塗料

現在ではシリコン塗料が主流となり、価格、性能ともにバランスがいい塗料です。

塗料選びに困ったら、まずはシリコン塗料を選んでおけば間違いありません。

耐用年数は13年程度です。

主流の塗料なため、各メーカーがたくさんのシリコン樹脂塗料を販売しており、数が多すぎてどれを選んだらいいか分かりにくいのが少々ネガティブな要素です。

しかし、大手塗料メーカーなら実績が豊富でメーカー保証もありますから、失敗を防ぐなら大手塗料メーカーの塗料を選んでおくのが無難です。

フッ素樹脂塗料

フッ素樹脂を主成分とする紫外線に強い耐性を持つ塗料です。

高い耐候性を誇り、塗り替えサイクルを延ばせることから、メンテナンス回数を減らせる公共の建物や高層建築物に重宝されています。

耐用年数は18年程度です。

住宅用のフッ素樹脂塗料もだんだん増えてきましたが、まだコストが高いため普及まではまだ時間がかかるかもしれません。

価格は高いとはいっても将来的な塗装回数を減らすことができるため、トータルコストではちょうどいい価格帯で収まる可能性もあります

無機塗料

無機物とは鉱物など炭素を含まない物質のことです。

無機塗料とありますが、純粋の無機物だと固くて塗料として扱えませんので、塗料でいう無機塗料とは、無機成分と有機物(シリコンやフッ素など)を組み合わせた塗料のことをいいます。

耐用年数は20〜25年程度と高い耐候性を誇ります。

価格は高いですが、塗り替えの頻度を抑えたい方におすすめです。

屋根の表面温度上昇を抑える遮熱塗料

屋根塗料には特殊な機能を備えた「遮熱塗料」もあります。

太陽光の影響を強く受ける屋根にぴったりな塗料で、表面温度上昇を抑制して省エネ効果が期待できます。

「夏になると部屋が暑くなっても困っている」という方にぜひご検討していただきたい塗料です。

遮熱塗料については「お部屋の環境改善に!遮熱塗料の仕組みと効果・メリット・デメリットを解説」で詳しく解説しております。良ければこちらもご覧ください!

屋根塗料は外壁塗料よりも耐久性に優れているものをお選びください!

ここまで屋根塗料の種類について解説してきました。

屋根塗料にはこのような種類があります。

  • アクリル樹脂塗料
  • ウレタン樹脂塗料
  • シリコン樹脂塗料
  • フッ素樹脂塗料
  • 無機塗料

この中には特殊な機能を持つ遮熱塗料もあります。

この中から塗料を選ぶことになるのですが、もし外壁塗装もご一緒に行われる場合は、外壁塗料よりも耐久性の高い塗料をお選びください

なぜ屋根塗料の耐久性を重視するかというと、屋根の方が劣化しやすい環境にあるからです。

外壁塗料と同じ性能にすると屋根の方が先に劣化してしまう可能性がありますのでご注意ください。

もし、屋根塗料選びにお困りでしたら、当社の無料診断のご利用もご検討してみてください

診断後は、調査をもとにお客様のご要望も踏まえて最適な塗料をご提案させていただきます!

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当社はお客様がご満足していただける工事をご提供できるように力を尽くしてまいりますので、これから屋根塗装をお考えでしたらお気軽にご相談ください!

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