台風が来る前に棟板金の状態をチェック！

みなさん、こんにちは‼︎いよいよ7月に近づき、本格的な夏がやってきますね。とても暑い日がつづきますからしっかりと水分補給して熱中症には十分にお気をつけください。

さて、今回は棟板金のメンテナンスについてお話しさせていただきたいと思います。棟板金とは屋根の頂点にある板金のことでして、ここを棟と呼んでいます。

実はこの棟板金、風に飛ばされる被害が多く発生しております。とくに7月〜10月は台風シーズンとなりますので要注意です。

こちらでは台風に備えて棟板金の台風対策についてをお話しさせていただきます！

棟板金とは？

屋根の一番高いところで棟木があるところを棟と呼んでいます。新築では上棟式でお馴染みの棟上げにあたるところです。

棟板金はこの棟に被せてある板金のことです。寄棟や入母屋は傾斜側にも板金が取り付けてあり、ここも棟板金と呼んでいます。

棟板金は屋根面の継ぎ目を覆うために取り付けてあり、下地は貫板という木下地が一般的です。近年では木材だと腐食を起こすため、水の影響を受けない樹脂の下地材も登場しております。

棟板金の基本的なことはこちらの記事でご紹介しております。

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棟板金は台風被害を受けやすい場所

屋根は見てのとおりなにも遮るものがありません。台風のように強い風が吹くと棟板金も抵抗を受けます。もし棟板金の劣化が進んでいると風のあおりに耐えきれずに飛ばされてしまう危険性があります。

台風シーズンの7〜10月はとくに棟板金の被害が多いですから、しばらくメンテナンスをされていない方はご注意ください。

棟板金が風に飛ばされてしまう原因はこのようなことが挙げられます。

屋根は状態が見えにくく劣化に気づきにくい

屋根は太陽光や風雨など過酷な環境にさらされております。10年くらい経過しているとそれなりに劣化が進んでいるため、そのまま放置しないことが大切です。

しかし、いざ屋根を見たとしてもいったいどうなっているかわかりませんよね。わかることと言えば、屋根が色褪せていたり、砂埃や苔などで汚れていたりすることくらいかもしれません。
※屋根の色褪せや汚れ、苔の繁殖もメンテナンスを考えていただく大事な劣化症状のサインです。

屋根は目視できない場所ですから、劣化に気づかずにそのままにされてしまっていることが多くあります。お問い合わせをいただいたときもすでに症状が進んでしまっていたり、雨漏りなど被害が出てしまっていたりします。

劣化が進むと修理費の負担も大きくなってしまい、雨漏りするリスクも高まります。このようなことを予防することでとても重要となるのが定期的な屋根点検です！

目視できない場所だからこそ10年目は屋根点検をしましょう！

屋根は状態が見えにくい場所ですが、劣化に気づきにくいという問題があります。さらに雨漏りのリスクも抱えているため、被害が出てしまう前に対策していることが重要です。

それが定期的な屋根点検の実施です。屋根点検を実施する目安は10年目です。かならずしもメンテナンスが必要ということにならないかもしれませんが、屋根の現場を把握していることは今後のことを考えると安心です。

点検のときは屋根の現状とメンテナンスをする時期について聞いておきましょう。丁寧に説明してくれる業者なら信頼できますが、無理に工事を進めてくる業者も中にはいますのでご注意ください。

業者選びは相見積もりが基本です。相見積もりとは複数の業者に見積もりを取ることです。業者の比較ができますので、本当に工事が必要なのか判断する目安になります。

契約を急かしたり、大幅な値引きをして契約をすすめる業者は高い確率でトラブルになる傾向ですから、絶対に契約を即決しないようにしましょう。

もし、契約してしまった場合は、8日以内でしたらクーリングオフが可能です。国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センター住まいるダイヤルなどご相談できる公的機関がありますので困ったときはぜひご利用ください。もちろん当店でもサポートいたしますのでお気軽にご相談ください！

台風シーズンは雨漏りにもご注意ください！

ここまで棟板金の台風対策についてお伝えしてきました。台風による被害を受けないためにも定期的な屋根点検と状態に応じた適切なメンテナンスを行いください。

また、棟板金の他に雨漏りにもご注意していただきたいです。とくに築20年を超えていますと屋根の防水を担うルーフィングの寿命を考慮しなければなりません。

屋根がどんなにきれいに見えてもルーフィングに寿命がきていましたら水が内部に浸透してきてしまいますので、もし該当する方は業者に依頼して雨漏りチェックを実施ください。

当店でも雨漏り調査・修理工事を承っております。診断や見積もりは無料で行っておりますので、なにかお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください！

“mu”

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