【本社】
⼤阪府河内⻑野市美加の台1-36-7デイリーカナートはやし敷地内
【ショールーム】
⼤阪府河内⻑野市喜多町663 イズミヤ河内⻑野店3F
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屋根カバー工法は重ね葺きとも呼ばれているように、元々の屋根の上に新しい屋根を被せる工法です。葺き替えよりもコストが安く、工事日数も短く済ませられます。
屋根リフォームでは、まず候補に挙がるカバー工法。本記事では、カバー工法をご検討している方に向けて、メリット・デメリットを詳細解説いたします!
カバー工法は、解体が最小限に抑えられること、既存屋根を下地代わりにするため野地板を用意する必要ないこと、解体材の処分費が安いことなどにより、葺き替えよりも安いコストで屋根を新しくできます。
葺き替えよりも手間がかからないため工期を短くできます。屋外工事は天候の影響もあるため、手間が少ないほど工事の遅延を回避できます。カバー工法の工事日数は7〜10日ほど、葺き替えよりも1〜2日くらい短くなります。
屋根が二重になることで断熱性が高まります。断熱性とは熱を伝わりにくくする性能のことです。小屋裏は熱がこもりやすく、室内まで熱が伝わると室温を上昇させます。断熱性が高まると小屋裏の環境が改善されて老朽化を抑制でき、室内も暑さを軽減できます。
遮音性とは音がどれくらい遮られるかを示す性能のこと。断熱性と同様に屋根が二重になることで音が伝わりにくくなり、遮音性が高くなります。カバー工法は軽量さが重視され、それに適う金属屋根がよく選ばれます。金属屋根は雨音が響く欠点がありますが、断熱材一体型なら音が響かなくなり、騒音を抑制できます。
工事のことを考える時に気になるのが騒音です。葺き替えだと解体や野地板の増し張りでバタンバタンと大きな音が発生します。工事で発生する音は事前に工事挨拶をするなどまわりへの配慮を怠っていないことが重要です。
ご近所のことを考えるとできれば音は避けたい……
このように考えている方もいらっしゃるかと思います。カバー工法は解体といっても雪止めや棟板金など最小限に抑えられ、野地板の増し張りもありませんから、そこまで大きな音が響くことはありません。騒音を気にされている方はカバー工法ならそこまで心配しなくても大丈夫だと思います。
カバー工法は葺き替えほど解体が大掛かりではなく、棟板金などの解体が済んでしまえばルーフィングを敷いてしまうので、砂埃などの飛散をそこまで心配しなくても大丈夫です。アスベスト含有のスレートなら解体するときに飛散防止しなければなりませんが、そもそも解体がないカバー工法なら飛散を最小限に抑えられます。
屋根が二重になると重量が増して建物への負担が大きくなります。屋根が重くなることでどんな弊害が出るかというと耐震性の低下です。重心が建物の重心が高くなり、地震の揺れが大きくなります。壁量が少なかったり、偏心率が中心がずれているなど構造強度に懸念がある場合はカバー工法に適していません。
年数が経過していると屋根内部にある下地も劣化しています。カバー工法では屋根を剥がさないため、下地を目視で確認することができません。現調時に強度が保たれているか外側から確かめますが、内部にあるものは目視できませんから見落とされる可能性があります。
劣化が激しい場合は下地として利用することができないため、カバー工法で施工することはできません。どっちみに劣化しているところを修繕するには解体が必要になるため、このようなときは葺き替えで行うことになります。
雨漏りは屋根を被せれば止まるかもしれませんが、根本的に改善されるわけではなく、工事後に雨漏りが再発しないとはかぎりませんので、カバー工法を採用するのはおすすめしません。すでに雨漏りしている場合は葺き替えをご検討ください。
カバー工法を行うと屋根は二重になります。ここで厄介なのが、元々の屋根のところで雨漏りすることです。雨漏りを直すにしても上に重なる屋根が邪魔してしまって手をつけられませんから、雨漏りを直すためにせっかく新しくした屋根を解体する必要が出てきます。解体も二重になるため、手間がかかり、施工費が高くなります。
上記で挙げたように、カバー工法を行うと屋根は二重になるため、新たに屋根を新しくするとなると二重に解体しなければなりません。当然、施工費は膨らみ、手間もかかります。
台風など自然災害で損害を受けたときは火災保険を利用して修理できます。ですが、カバー工法だとたとえ自然災害で損害を受けたとしても火災保険の適用が難しいとされています。これは元の状態に戻すために補償することが前提にあるため、カバー工法だとこの考え方に合致しない可能性があるからです。カバー工法をご検討している方は、火災保険が適用するか、事前に確認しておくことをおすすめします。
メリット | デメリット |
---|---|
葺き替えよりもコストが安い 工期が短い 断熱性が高くなる 遮音性が高くなる 騒音が少ない 砂埃など飛散が少ない | 屋根が重くなり、耐震性では不利 下地を確認できない 劣化が激しいと施工できない 元々の屋根に雨漏りがあると修理が大変 屋根を新しくするときは二重に解体が必要 |
ここまで屋根カバー工法のメリット・デメリットを解説してきました。カバー工法は現在の屋根の状態をよく考慮して適切かどうか的確に判断する必要があります。コストを抑えられるとしても数年後に不具合が出てしまっては工事が無駄になってしまいます。適切な工事を行うには事前の詳細な調査が必須となりますので、カバー工法をご検討している方は、必ず専門業者に調査してもらいカバー工法で問題ないか判断してもらいましょう。
当店はこれまでカバー工法のご依頼をたくさんいただいております。現地調査の結果をもとにお客様に最適な工事をご提案させていただきますので、これから屋根工事をお考えの方はお気軽にご相談ください。建物診断や見積もりは無料で行っております。
カバー工法についてはこちらのページもぜひご参考にしてください。
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