屋根をつくる日本瓦の種類と名称を詳しく解説

屋根をつくる日本瓦の種類と名称を詳しく解説

日本建築に馴染み深い瓦。

瓦にも様々な種類や形状があるのはご存知ですか?

現在では数も少なくなりましたが、和風住宅ならやはり瓦ですよね。

こちらでは瓦の種類や名称などを解説いたします!

目次

日本瓦と他の瓦との違い

瓦にもいろんな種類があります。私たちがイメージする瓦というと日本瓦ではないでしょうか。日本瓦は釉薬瓦(陶器瓦)や無釉薬瓦(いぶし瓦)などがあります。その他の瓦は、セメント瓦、モニエル瓦、洋瓦などです。日本瓦とその他の瓦の違いは原料や形状に違いがあります。セメント瓦やモニエル瓦はセメントが主原料。それに代わり日本瓦は粘土を原料に、焼成してつくります。

洋瓦も日本瓦と同じ粘土が主原料ですが、こちらは曲線的な形状や色彩豊かな風合いが特徴的です。日本瓦と洋瓦はどちらも粘土を原料とするため、粘土瓦とも呼ばれています。

屋根をつくる瓦の種類

日本瓦は様々な形状の種類を使い分けて構成しています。

こちらでは日本瓦の種類をご紹介します。

  • 桟瓦
  • 軒瓦
  • 雪止め瓦
  • 袖瓦
  • 角瓦
  • 鬼瓦
  • 冠瓦
  • のし瓦
  • 巴瓦

桟瓦・軒瓦・雪止め瓦・袖瓦・角瓦

瓦の中で最も使われるのが「桟瓦(さんがわら)」です。桟瓦は屋根面の大部分を占める基本的な瓦。野地板に取り付けた桟木に瓦を引っかけて施工されています。もし、瓦が割れても一枚単位で差し替えることができます。

軒先にある瓦を「軒瓦(のきがわら)」といいます。屋根から伝う雨水を軒樋に流す役割を担っています。軒瓦の小口は目に入るところなため、家紋や絵柄など装飾を施しているものもあります。

桟瓦に半円状の突起をつけた瓦を「雪止め瓦」といいます。「雪」とあるように屋根に積もった雪が滑り落ちてくるのを防ぐ役割があります。瓦の突起に雪が引っかかり、太陽の熱で徐々に溶かして落雪を防ぎます。

けらばに設置する瓦を「袖瓦(そでがわら)」といいます。けらばとは、入母屋屋根や切妻屋根にある傾斜側の端部を指す用語です。けらばにある側面の板を「破風板」といいます。袖瓦はけらば瓦とも呼ばれており、破風板を覆うように垂れた形状になっています。これは雨水が内側に流れ込むのを防ぐ目的があります。

軒と破風が接する角に設置するのが「角瓦(かどがわら)」です。軒瓦と袖瓦を組み合わせた形状になっており、軒に接触しないように切り込みがあります。

鬼瓦・冠瓦・のし瓦・巴瓦

次は主に棟にある瓦をご紹介します。

おそらく「鬼瓦(おにがわら)」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?鬼瓦は棟の先端にある瓦です。装飾が施されているものが多く、厄除けという意味合いもあります。また、屋根材に雨水が侵入するのを防ぐ役割もあります。

棟にある土管のような円型の瓦を「冠瓦(かんむりがわら)」といいます。のし瓦の上に設置し、雨仕舞の役割があります。別名「雁振瓦(がんぶりがわら)」ともいいます。前述にある円型を冠瓦、平たいものを伏間瓦(ふすまかわら)と区別してるのが一般的です。

冠瓦の下に幾枚も積み重なる瓦を「のし瓦」といいます。のし瓦はわざとずらして重ね、水切りや雨除けができるようにしています。

棟の端部にある瓦が「巴瓦(ともえがわら)」です。瓦の先端に巴紋をつけたことが名称の由来となっており、丸い形をしているのが特徴的です。巴紋は水が渦を巻いているように見えることから防火のおまじないという意味合いもあるようです。

日本瓦は長持ち!でも、メンテナンスは必要です!

日本瓦は耐水性に優れ、塗装しなくても大丈夫な屋根材です。耐久性は50年以上と本当に頑丈ですが、メンテナンスをしなくてもいいというわけではありません。

まず、瓦には漆喰が使われています。漆喰は瓦内部にある葺き土を雨水から守る役割を担っています。この漆喰が経年劣化を起こし、割れや欠けなどの損傷が現れます。漆喰は20年程度が耐用年数となっており、漆喰の詰め直しや棟の取り直しが必要です。

谷がある屋根は谷板金の劣化にご注意ください。構造上、水が流れてくるところで、年数が経っていると上の写真のように錆びてしまいます。谷板金に穴が開くと雨漏りを引き起こすリスクが高まります。雨漏りの原因となりやすいところですので状態にはご注意ください。

あわせて読みたい
屋根にある谷とはどこのこと?雨漏りなどの注意やメンテナンスについて 屋根には様々な形状があり、中には水が集まり雨漏りの原因となるところもあります。その一つが谷のある屋根です。 谷がある屋根は雨漏りの原因となりやすく、しっかりと...

頑丈な瓦も割れることがあります。割れた瓦は風で飛ばされる可能性があり、ぶつかると大変に危険です。瓦は一枚単位で差し替えることが可能なため、いくら耐久性が高いといえども10年ごとに点検していただくことをおすすめします。

あわせて読みたい
瓦屋根工事の種類と注意しておきたいこと 和風建築によく用いられる瓦。厚みと優雅な形状から建物に重厚さを感じさせてくれるすてきな魅力が瓦にはあります。瓦はとても頑丈で耐久性に優れています。 ただし、メ...

瓦の修理工事なら当店におまかせください!

ここまで日本瓦の種類についてご紹介してきました。瓦屋根はいろんな種類の瓦からつくられています。すべてを覚える必要はありませんが、知っておくといざ修理の時に名称がわかり、意外と役立つものです。

また、瓦は耐久性に優れていますが、メンテナンスフリーではありません。瓦が割れて破片が風に飛ばされると大変に危険ですので、10年を目安に点検の実施をおすすめします。

当店は瓦の修理工事も承っております。点検や見積もりを無料で実施しておりますので、しばらく屋根のメンテナンスをされていない方は、ぜひ一度無料点検をご利用ください。お客様のご期待に応えられるように最善を尽くしてまいります。

“mu”

大阪府河内長野市、岸和田市、堺市、富田林市、大阪狭山市、和泉市、貝塚市、泉佐野市、泉南市、阪南市、泉南郡、南河内郡 他
和歌山県紀の川市、橋本市、岩出市 他
奈良県 葛城市、御所市、五條市、香芝市、大和高田市、橿原市 他で、塗装工事、屋根工事のことなら、Booへお気軽にご相談ください。

大阪府内の屋根工事・塗装・リフォームなら株式会社Boo
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

株式会社Boo 株式会社Boo スタッフ

屋根工事や塗装専門工事店「Boo」は、南大阪の地域密着の工事店です。地域の皆様のご要望にお応えして、塗料のことや⼯事内容について、費⽤や⾊に耐久性や施⼯後の保証まで、お客様もお気づきではないところまでしっかりとご提案致します。
屋根リフォームや屋根塗装を初めてされる方も、以前、失敗された方もお気軽にご相談下さい。地元のお客様に親身に、丁寧に対応することが私たちのポリシーです。

目次
上に戻る
目次
閉じる