【本社】
⼤阪府河内⻑野市美加の台1-36-7デイリーカナートはやし敷地内
【ショールーム】
⼤阪府河内⻑野市喜多町663 イズミヤ河内⻑野店3F
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スレートは住宅の屋根によく使用される普及率の高い屋根材です。
スレートのメンテナンスには塗装がありますので、いつ塗装すればいいか気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、スレートを塗装するタイミングと注意点などスレートをメンテナンスする上で押さえておきたいポイントを解説いたします!
スレートは厚さ5mm、幅910mm、高さ414mmのサイズです。元々は粘板岩を原料とした天然スレートが元祖でして、それを模したのが現在一般的に流通する化粧スレートです。
10年目 | 20年目 | 30年目 |
・塗装 ・状態に応じて補修 ・コーキング工事 | ・塗装 ・状態に応じて補修 ・状態に応じて葺き替え又はカバー工法 ・コーキング工事 | ・葺き替え又はカバー工法 ・コーキング工事 |
スレートのメンテナンススケジュールは上記の通りです。
20年目以降に葺き替えやカバー工法をご検討していただくのは、ルーフィングの寿命を迎える頃だからです。
屋根から水が浸透してこないのは、ルーフィングがあるからです。
ルーフィングの寿命を迎えていたら、どんなに屋根材に問題がなくても雨漏りを起こすリスクがありますので、葺き替えかカバー工法をご検討ください。
一般的にスレートは10年目が塗装を考えていただくタイミングです。
そもそもなぜ塗装が必要なのかというと、スレートは塗装を施すことで防水されているからです。
スレートに施されるコーティングは様々なグレードがありますが、一般的なアクリルコーティングは10年目に塗装をメーカーが推奨しています。
ただし、メーカーのメンテナンススケジュールには「美観上必要に応じて塗装」とあります。
屋根材そのものの耐久性を向上させるという点では賛否両論あるようです。
スレートはセメントが原料なため、塗装が摩耗すると水を吸いやすくなり、膨張と収縮が大きくなって破損しやすくなります。
このため、屋根材の破損や外観の変化が気になる方は、塗装をご検討していただいてもいいかもしれません。
屋根塗料の主要原料の樹脂は、ウレタン、シリコン、フッ素などがあります。
塗料の中には遮熱性などの特殊な機能を発揮するものもあります。
また、スレートのコーティングもアクリルやフッ素、無機など色々なグレードがあります。
一般的にハイグレードな塗料ほど高耐久、高機能です。
塗料やスレートのグレードで塗装のタイミングが変わりますので、現在のスレートがどのグレードに位置するか確認しておきましょう。
劣化症状は塗装を考えていただく大事なサインです。
見逃してはいけない劣化症状はこちらです。
スレートの中には塗装できないものもありますのでご注意ください。
2006年にアスベストの使用禁止、2012年ではアスベスト使用の猶予措置も撤廃され、現在のスレートはノンアスベストと呼ばれています。
初期のノンアスベストのスレート(2000年前後)は、出始めということもあり非常に脆くて問題がある製品でした。
上記で挙げたスレートは問題が多く報告されており、脆弱ですぐに割れてしまいます。
塗装できる状態ではないため、これらのスレートが葺かれている屋根は、葺き替えやカバー工法を行うように推奨されています。
屋根は建物の美観を保ち、風雨などから守る大事な構造体です。
スレートのメンテナンスには塗装もありますので、10年目を目安にご計画をお立てください。
屋根は目視できる場所にありません。
ですから、劣化が進んでいることに気づかずに放っておかれてしまうことがよくあります。
屋根が傷むほど雨漏りのリスクを高めてしまうため、当社では10年を目安に定期的に屋根点検を行なっていただくことをおすすめしております。
屋根点検や見積もりは無料で実施しておりますので、屋根の状態が気になっている方はお気軽にご相談ください。
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